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35パソコン作業による精神的・身体的
    疲労「テクノストレス」撃退法

36生活習慣病の予防にらっきょう
37新緑のなか、サイクリングで
    心も体もリフレッシュ!

38ミラクルパワー!納豆の実力
39ひきしまった体づくりに「水中ウォー
   キング」
40紀元前からあった「にんにく健康法   
41ソラマメ前線、北上中


 

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新緑のなか、サイクリングで心も体もリフレッシュ!

 緑が萌え出し、さわやかな季節がやってきた。冬はどうしても運動不足にな
りがちだが、5月は野外でのスポーツを開始するには絶好の時期だ。ペダルを
こぐだけのサイクリングなら、有酸素運動でありながら体に負担がかからない
ので、運動から遠ざかっている熟年世代の基礎体力の向上や体力維持にぴった
りだ。また、マイペースでできる運動なので、自分の体力レベルに合わせて速
度や距離などを調整できる利点もある。

 体脂肪の減少や生活習慣病の予防にもなるサイクリングだが、他のスポーツ
と違っているのは、サドルに座ってペダルを踏むので下半身にかかる体重の負
担を大幅に軽減できることだ。とくに肥満ぎみの人には、ひざの負担が軽くな
るのでお勧めしたい。また、脚を上げる運動を継続するのは難しいが、自転車
なら連続して90度を超える角度で両脚を交互に上げ続けられる。これは、下肢
に新鮮な酸素を取り込んだ血液を送る効果的な動きだ。さらに、ペダルをこぐ
脚の回転運動は、大脳を刺激して脳細胞を活性化させるだけでなく、風を体で
感じたり変わる風景を眺めるのでストレス解消につながる。

 週1回でもある程度の効果は期待できるが、週に3〜4回、スピードによっ
ても違うが1回20分〜30分(のんびり散歩気分なら1時間ほど)のサイクリ
ングがおすすめだ。足の指の付け根当たりでペダルをこぐようにすると、より
効果的になる。自転車の整備はくれぐれもお忘れなく。

 新緑や薫風を楽しみながら、サイクリングを試してみてはいかがだろうか。
動きやすい服装でスニーカーをはいたら準備完了だ。注意したいのは交通ルー
ル。信号や標識に従い、歩行者がいる場合には徐行するなど、ルールを守った
サイクリングを楽しもう。
 なお、生活習慣病の治療中の方などは、あらかじめ医師にご相談を。

[関連ページ]
●バイコロジー「自転車乗用時の交通ルール」
 http://www.bikecology.bpaj.or.jp/rule.html