48 秋カブは根から葉まで
49 脳梗塞の前触れを見逃すな!
50 秋から冬の「肌荒れ・かゆみ」対策
51 海苔にも旬がある
52 五十肩は軽い運動で解消
53 朝は「食べる味噌汁」でポカポカに


自分を不幸にしない13の習慣

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 朝は「食べる味噌汁」でポカポカに
 家の中でも息が白くなるような朝の目覚めは、体が寒さに硬くこわばってま
だ半分眠っているような状態にある。こんなときに体温を上げて体を活動モー
ドに切り替えるには、野菜や海藻、きのこ、貝などが入った具だくさんの味噌
汁が最適だ。

 12月は多種類の冬野菜が出回る時期でもあり、味噌汁の具は豊富になる。そ
のうえ野菜は一般的に1日の寒暖の差が大きい冬には甘みが出るし、成長が遅
いぶん土の滋養をたっぷりと吸収して育つため野菜独特の風味が増してくる。
煮干しや昆布、かつお節で旨みを効かせただしに冬野菜をたっぷりと入れた具
だくさんの味噌汁は、「飲む」というより「食べる」という感じになる。

 味噌汁は日本の伝統食なので家庭や地域それぞれの味があるが、根菜と葉も
のと海藻、緑黄色野菜と淡色野菜とイモ、というように含まれている栄養素の
違うものを3種類以上組み合わせるとバランスよく野菜がとれる。具が多いと
野菜のカリウムが多く摂取できるので、気になる塩分も体内から排出されると
いう効果も生まれる。冬におすすめしたいのは大根、カブ、ゴボウ、ニンジン
などの体を温める効果がある旬の根菜類だ。

 ほかにも、体に効く手軽な具がある。近ごろ家庭に常備されることが少なく
なった乾物類だ。芽ひじき、とろろ昆布、フノリ、芋がら、麩、凍豆腐などを
加えれば、栄養バランスがよくなるだけでなく野菜とは違った食感や風味が楽
しめる。ゆっくりとご飯を食べる時間がない日には、豆腐や卵、肉などのたん
ぱく質も加えればボリュームが出るので1杯で満足感と栄養が得られる。冬の
朝は具だくさんの味噌汁で体を暖めて、心身の調子を整えてから出かけよう。

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