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54お酒はゆっくり
55冬の不眠症
56小正月は小豆(あずき)で邪気払い
57スプラウトはミネラルの宝庫
58慢性頭痛の対処法
59尿で健康チェック


 

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 お酒はゆっくり
 「一味同心」の言葉どおり、ひとつのものをともに味わうことでさらに親近
感が増したという体験は誰にでもあるだろう。年末には酒席も増え、酌み交わ
す酒はまさに人間関係の潤滑油になる。しかし悪酔いしたり二日酔いになって
は台なし。楽しく、おいしく、体をいたわりながら飲むにはどうすればいいの
だろうか。

 まずは自分の適量を守ること。これは「ほろ酔い」になる程度の量を指し、
酒もつまみもおいしく感じ、会話も心地良く弾む状態だ。これを超えると知覚
や運動神経がマヒして千鳥足、ということになってしまう。日本人はアルコー
ルを分解する酵素が外国人に比較して少ないので、約半数が「あまり飲めない
体質」だという。さらに女性は肝臓でのアルコール分解が男性に比べて遅いの
で、ゆっくりと自分のペースで飲むことが大切だ。やはり、ふんわりといい気
分になったところでストップすることが楽しいお酒にするコツだ。

 次に大切なのは、必ずおつまみを食べること。食べ物は胃腸の粘膜にはりつ
いてアルコールをゆっくりと吸収させる働きがあるからだ。最初は油を使った
料理や乳製品を少し食べて胃腸にバリアを作り、そのあとはカロリーも考慮し
てさっぱりと消化のよい料理を。とくに大豆食品などで良質なたんぱく質、野
菜や果物でビタミンを摂るように心がけよう。また、アルカリ食品の海藻やタ
ウリンが豊富な貝もおすすめだ。アルコールには利尿作用があるので、酔いを
感じたらフレッシュジュースやお茶、イオン飲料などで水分を補給するとよい。

 個人差はあるが、一晩で分解できるアルコール量は日本酒なら約2合、ビー
ル大瓶なら約2本なので、それを目安としよう。また、お酒には睡眠を浅くす
るという弊害がある。そのため、飲んだ翌朝は二日酔いといかないまでもすっ
きりと目覚めないことが多いので、連日の飲酒は避けたい。せっかくの酒席が
健康を害することのないように「お酒はゆっくり、メインのつまみは楽しい会
話」といきたいものだ。
追伸:「店長より一言」

    「野菜や果物でビタミンを」と言えばやっぱり「アセロラ100%」ですか
   ね〜〜。
   二日酔い予防のためにアセロラ100%をご愛飲いただいてるお客様の生
   の声が「お客様の声」に掲載されています。