48 秋カブは根から葉まで
49 脳梗塞の前触れを見逃すな!
50 秋から冬の「肌荒れ・かゆみ」対策
51 海苔にも旬がある
52 五十肩は軽い運動で解消
53 朝は「食べる味噌汁」でポカポカに


自分を不幸にしない13の習慣

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 秋から冬の「肌荒れ・かゆみ」対策

  晩秋から冬にかけては、肌のトラブルが起こりがちな季節だ。もともと肌に
は、異物の侵入を防いだり体内の水分が逃げたりするするのを防ぐ力が備わっ
ている。しかし、気温が急に下がり空気が乾燥すると、バリアの働きが弱まっ
て荒れやかゆみが起こりやすくなる。今回は、肌の代謝が落ちる秋から冬の肌
のコンディションを整える方法をいくつか紹介したい。

 まずは、入浴時や洗顔時に力を入れてこすり過ぎないことが基本だ。アレル
ギーやアトピー体質の人はとくに、肌を傷つけないように気をつけよう。入浴
後はすぐに、皮脂の分泌が少ない部分や乾燥しやすい部分をクリームやオイル
などで手入れをすることが大切だ。肌が荒れてしまった場合には、タオルでは
なく「手ぬぐい」や「さらし」のようなケバ立ちの少ない平織りのもので軽く
抑えるようにして顔や体の水分をふき取ると肌に刺激を与えない。これらは吸
水性がありながら乾きやすく、雑菌の繁殖も少ないのでお勧めしたい。

 また、肌着などの洗濯にも注意しよう。冬場に冷水で洗濯すると洗剤のタン
パク質分解酵素(汗や皮脂汚れを良く落としてくれる成分)が繊維の中に残り
やすく、乾燥肌や敏感肌を刺激してかゆみを起こすことがある。タンパク質分
解酵素とは蚊が血を吸うときに注入する物質と似た成分。これをきれいに洗い
流すには、40度位の温水で洗濯・すすぎ(やや長めに)をすることだ。荒れた
肌に直接触れるものには柔軟仕上げ剤の使用は控えたほうがいいだろう。

 冬の肌荒れを軽減するには食事も大切だ。ビタミン類の豊富な野菜(とくに
βカロテンが豊富な緑黄色野菜)やくだもの、卵、大豆、青背の魚などを積極
的に摂ることをお勧めしたい。暖房を入れるときには24〜25℃程度にして、花
を挿した花瓶を置くなど日常的に湿度(肌のためには50%程度がいい)を補う
工夫をすることで、イヤな荒れやかゆみを抑えよう。

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