146 100歳以上の長寿者の大好物第1位は果物!
147 春を告げるシラスは骨の強化に絶好の食品
148 紫外線量の増える春から夏に育毛力をアップさせ
     る法
149 魚を焼くときは「海背川腹(うみせかわはら)」と
     言い伝えられる理由
150 青葉の頃の「勝つ魚」(カツオ)で血液サラサラ
151 旬のズッキーニで免疫力強化と食欲不振予防!
152 「良性発作性頭位めまい症」とはどんな病気?

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春を告げるシラスは骨の強化に絶好の食品
★相模湾では春を告げるシラス漁がはじまった。やわらかな陽射しを金色に跳
 ね返す海では、暖かさが増すにつれてシラスの来遊が増加する。全国的にも
 シラス漁が解禁され、各地の浜には活きのよいシラスが揚がっている。

 シラスとは一般的にはカタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシの稚魚をさ
す(現在はほとんどがカタクチイワシ)。相模湾では、水温が17℃を超える沖合
いで孵化してから1〜2カ月たって30mm程度に成長したものが網にかかる。

 この獲れたてのピチピチ踊るシラスは透明で、食べるのが惜しいほどきれい
だ。ただし、漁港付近でしかお目にかかれない「地元の味」だろう。日ごろ私
たちが口にしているのは加工された白いシラスだ。加工品にはいくつか種類が
あるが、シラスはどのように加工されて食卓に届くのだろうか(名称は地域に
よって若干異なる)。

●たたみイワシ:生のまま調味せずに型枠に入れ、すだれに載せて板状に天日
        干ししたもの(かつて、い草の畳表を使って干していたので
        その名が付いた)。
●釜揚げシラス:新鮮なシラスを塩ゆでし、湯切りしたもの
●シラス干し  :釜揚げシラスを天日で生干ししたもの
●ちりめん    :釜揚げシラスを十分乾燥させたもの

 生シラスはもちろん、どの加工品にもカルシウムとビタミンDが豊富に含ま
れており、骨強化には絶好の食品だろう。たたみイワシとシラス干しには「肝
臓と皮膚のビタミン」「成長促進のビタミン」と呼ばれるビタミンB2と鉄も豊富
に含まれる。

 幼児からお年寄りまで手軽に食べられる食品なので、常備しておけば副菜や
酒肴、おやつとしても大活躍する。素材の味と磯の香りが生きていて、どれも
本当においしい海の恵みだ。

 ところで、陸に上がったシラスは見たことがある人は多いだろうが、泳ぐシ
ラスはどうだろう。以下のアドレスに写真と動画があるのでご覧あれ。

 [関連ページ]
●神奈川県水産技術センターのホームページ
http://www.agri.pref.kanagawa.jp/suisoken/mailmag/pic_093_1.html


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