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208アレルギー性鼻炎患者が急増中、秋にくしゃみが続く
     人は要注意!



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■アレルギー性鼻炎患者が急増中、秋にくしゃみが
  続く人は要注意!

秋にくしゃみや鼻水が止まらなくなる人は、アレルギー性鼻炎の可能性があ
 る。この病気、大人の2割は罹っており、子どもではもっと多くなるという
 調査結果がある。春先にスギ花粉症で悩む人は多いが、実は秋にもイネ科の
 植物やブタクサ、ヨモギなどの花粉でアレルギー鼻炎に罹る人が多いのだ。
 アレルギー性鼻炎の症状や対策を紹介しよう。


 アレルギー性鼻炎とは、鼻の粘膜でアレルギー反応が起こる病気だ。くしゃ
み、鼻水などが止まらなくなり、鼻の血管が拡張して鼻づまりが起こる。その
ため、日中にボーッとすることもある。もちろん、つらいだけで直接命に関わ
る病気ではない。しかし息苦しさから口呼吸になりがちで、ウィルスや細菌が
のどの粘膜に付着して風邪などを発症しやすくなる。

 秋になってから鼻の具合が悪くなったという人は、検査を受けてみてはいか
がだろうか。簡単なのは耳鼻咽喉科で「スクラッチテスト」を受けることだ。

 このテストは、腕にブタクサ、ヨモギ、ハウスダスト、スギなどのアレルギ
ー原因物質のエキスをたらして、その部分に細いハリで浅く傷をつけて皮膚の
はれや発赤(皮膚の赤いはれ)を見るだけ。自身のアレルゲンの傷はみるみる反
応するのでちょっと驚いてしまう(かゆみも出現)。時間は15〜20分ほどで、検
査料だけなら非常に安い。

 鼻炎の原因となっているアレルゲンが分かれば、生活上の注意点も見えてく
る。ブタクサやヨモギならば秋でも外出時にはマスクをする、アレルギーに悪
影響があるとされるタバコの煙を遠ざけるなど対応が可能になる。また、抗ア
レルギー作用のあるビタミンB6(レバー、鶏ムネ肉)やα-リノレン酸(海藻やシ
ソ)、カテキン(緑茶)を意識してとってみるのもいいだろう。

 また、規則正しい生活やバランスのとれた食生活、軽い運動もよいといわれ
ている。秋は果物がたくさん出回るが、ビタミンCは免疫力を高めるといわれ
ているので、食前(カロリーオーバーを防ぐため)に召し上がれ。