2000年8月3日毎日新聞の記事を引用させていただいております。
| ビタミンCが心臓病、脳卒中のリスク低減 |
------------米国の研究所長が発表-------------
1日50mg以上摂取続ければ
男性は45%、女性25%ダウン
| 「一日50mg以上のビタミンCを摂取し続けれは心臓病にかかるリスクは男性で45%、女性で25%ダウンする」ー米国ライナス・ボーソング研究所のバルツ・フライ所長が、このほど東京で開かれたピタミン広報センター20周年記念講演会に出席、米国での疫学調査をもとに、ピタミンCを横極的に食事に取り入れるよう力説した。 【川鍋 亮】 |
フライ所長によると、ピタミンCは生体の細胞に酸化的障害を引き起こす活性酸素を効果的になくす強力な抗酸化剤の役目を栗たす。そして血しょうやLDL(悪玉コレステロール)中の過酸化脂質の生成を抑制し、心臓病や脳卒中のリスクを低下させる働きがあるという。
米国の研究によると、毎日45mgのビタミンCを摂取したグルーブは、28mg未満の摂取群に比べ、脳卒中のリスクが50%低下した。疫学的研究でも、一日100mgのビタミンCを摂取すれば、心臓病と脳卒中のリスクを低下させることができるという。
喫煙者は特にピタミンCの摂取を心がけた方がよいという。喫煙で活性酸素が発主し、これを消すためにピタミンCを消費するため、非喫煙者に比べてより多くのビタミンCが必要になる。
米国では心臓病の20%は喫煙が原因とされる。さらに、がん死亡で1位の肺がんの90%が喫煙が原因とされているだけに、フライ所長は喫煙の危険性を強く指摘していた。こうしたことから、フライ所長は「健康の維持には、毎日ピタミンCを200mg程度摂取することが必要。免疫機能の強化、体調維持にも大切だ。野菜、果物類を1日5皿(500g)程度食べるとよい」と勧めていた。ちなみにビタミンCは水溶性のため取り過ぎても体外に排せつざれる。
一方、京都府立医科大学の吉川敏一助教授は同講演会で「ピタミンEが動脈硬化など心血管系疾病の予防に効果的」と述べた。ビタミンEは、ピタミンCと同様に抗酸化作用をもち、動脈硬化などいろいろな病気の予防に役立つことが分かってきた。
米国で医療従事害約4万人を対象に4年間、看護婦約8万7000人を対象に8年問、それぞれビタミンEの摂取量と心臓発作の関係を調べたところ、医療従事者では、1日当たり平均100IU(IUは国際単位でピタミンEは1mgが1IUにあたる)のビタミンEを摂取したグルーブで冠動脈疾患の発生率が37%下がることがわかった。また看護婦は同100〜200IUの摂取で、冠動脈疾患の発生が41%も減った。ビタミンEはナッツ類や大豆などに豊冨だ、吉川さんは「ピタミンEの働きを補助するピタミンCもなるべく摂取するほうが健康にいい」と指摘した。
<但し書き>
厚生労働省が栄養機能食品としてビタミンCの機能で表示できるのは「ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。」であり、ここに掲載されている毎日新聞の記事は毎日新聞社が独自に取材したものであって、現在厚生労働省が規準を作成した栄養機能食品
で、ビタミンCの機能として認めているものではありませんので、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。